釣師防災緑地公園は、津波などの災害に強い復興まちづくりをすすめるための重要な都市施設の一つとして計画整備が行われてきました。沿岸保全施設、二線提機能を持つ道路と一体となって、津波エネルギーの減衰、浸水被害範囲の軽減、避難時間の確保など様々な防災機能を発揮する設備として位置づけられています。
釣師地区は東日本大震災により、甚大な被害を受けました。釣師地区には約160世帯が居住していましたが、大津波により、全流出してしまいました。
園内で一番高い想いの丘は、津波の高さといわれる10メートルの高さがあり、慰霊碑、震災モニュメントなどがあります。パークセンターでは震災・復興年表や震災前のジオラマが展示されています。
この釣師地区に再び活気と賑わいが生まれ、一年中人が集まる緑地公園となることを願っています。